今、アメリカの中央銀行が金融引き締め政策を行っているというのはご存知でしょうか？
よく米長期金利が上昇して、株価が下がったというニュースが流れますよね。
米長期金利を上昇させているのは、アメリカ中央銀行の政策です。
では、日本はどうでしょう？
よくアベノミクスという言葉を聞きますね。
アベノミクスとは、異次元金融緩和策とも言われます。
つまり、アメリカとは反対の政策をとっているわけですね。
このように国の政策は、景気に対して大きな影響を与えています。
加熱しすぎた経済を冷やしたり、冷めすぎた経済を温めたりする役割を持っているのが政府、中央銀行です。
『相場観』を作る上で、政府や中央銀行の動きに注目することは必須です。
なぜなら、お金の「流れ」を作り出す源泉であるからです。
株を勉強しよう！となった時にまず行きがちなのは、個別株の分析を行うことです。
企業について徹底的に分析することは素晴らしいことなのですが、そもそもその企業にお金が周りにくい状況になってしまえば、いくらビジネスの内容がよくても売上は下がってしまいます。
お金の「流れ」を順を追って把握していくこと。
これが正しい『相場観』を得るための最も近道となる方法でしょう。